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くろ太くろまる的 パイレーツ・オブ・カリビアン3.1

ブラック・パール号の船長

 まんまとジャックを置き去りにし、
再びブラック・パール号を手に入れたバルボッサ一行。
「アグア・ビーダ = 青春の泉」へと向かう為に出航したが、
その行く先を示す海図を広げたところ・・・ 見事に中心部をジャックに切り取られていた。

 バルボッサ「やっぱり侮れんヤツだ…スパロウめっ…」

呆れ果て、すっかり不機嫌なバルボッサに対して、

  「行く先が分からにゃ、一体どうするんで・・・?」

・・・と、聞いてみたかったが、船員たちは誰も恐ろしくて口に出来ない。
とりあえず、おぼろげな「記憶」と「勘」を頼りに、船はゆっくり波間を進むしかなかった。


その日の夜中を過ぎ、もうすぐ夜明けになるころ・・・。
舵を任されていたコットンは、人気の無い真っ暗な浜辺の近くに船を停泊させた。

 オウム「エイエンノ、イノチガ、テニハイル、シマ…(永遠の命が手に入る島)」

コットンのオウムが、バルボッサにそう言って話しかけた。
いつもは疑り深いバルボッサも、今はこんな「真実味の無い話」にも乗ってやろう…
という気になっていた。
いったいどうやって「青春の泉」を目指せばよいのか…
何も考えが浮かばないので、イライラは募るばかり。
それに、ジャックが海図も、あのコンパスも持っていると思うと、
腹がたって仕方が無いのである。
そんな気分の憂さ晴らしにも、上陸はちょうど良いタイミングであった。

まずはお気に入りのリンゴと、そしてやっぱり酒と女・・・と、ブツブツ言いながら
ブラック・パール号を降り、 はしけ舟に乗って浜辺に降りると、
灯りの方へと歩き始めた・・・猿のジャックを肩に乗せて。
その後ろを、子分であるピンテルとラゲッティが続いて歩く。

 ラゲッティ「俺、なんかこの島・・・前に来た気がする…」

 ピンテル「だったら、先に歩いて道案内でもしろ…」

おぉ、そりゃそうだ・・・と、ラゲッティが一番先頭に歩き始め、暗闇の中に消えて行った。

・・・とその隙に、暗闇に紛れる様にブラック・パール号が、スーっと浜辺を離れて行く。
舵取りの出来る人物・・・そう、コットンが見事に舵をとり、船を進めていた。
しばらくして朝日が昇り始める頃、ブラックパールは海上に錨を下ろした…そして・・・。

 ―♪タンタカ、タンタカ、タカタカ…(スネア・ドラムの音)―

波間に浮かぶブラック・パール号に、一艘の小さな小舟が近づいてくる。
その小さな小舟のヘリに片足をかけ、
スクっと背筋を伸ばし、遠くを見据え立っている男・・・。 

  
言葉こそ発せないコットンだが、
ジャック・スパロウと幾多の困難を乗り越えてきた人物であり、
ジャックへの強い忠誠心と、何より「ジャック流」の生き方が大好きだったのである。
それに、コットンの声を代弁するオウムは「空を飛べる」のである。
伝達役にはもってこいだった。
だてに長い間、ジャックの航海中の話し相手になっていたわけではなかったのだ。
そして何より・・・
ジャック自身が例のコンパスでブラック・パール号を欲していたのだから・・・。


一方、いつまでたっても酒場に着かないバルボッサ一行。

 バルボッサ「おい、ラゲッティ!いつになったら酒にありつけるんだっ!」 

 ラゲッティ「でも、やっぱり、この島…少し前に見た事があるような…」 

  ピンテル「お前の記憶は、ちっとも当てにならねぇな!」

・・・と、その時!
「ウワァッッッッーーーー!?」

あっという間に、3人は空中に吊るし上げられた。
気がつけば、仕掛けられていた「網の罠」に入れられている。

 ラゲッティ「やっぱり、この島!思い出したよ。あれは、確か・・・

       俺達がポートロイヤルの監獄から脱獄して、
       ブラック・パール号
発見した島だ!」

 ピンテル「!!!・・・と、言う事はーー!?」

 ラゲッティ「そうか!確かに永遠の命 = 神 になれる島って事か!
       
なるほど…」

 ピンテル「そ、そんな感心してる場合かっ!!」

 バルボッサ「おい、いったいどういう事だ??」

・・・と、次の瞬間・・・。
3人の首筋に毒針の吹き矢が命中し、3人は、あっという間に意識を失ってしまった。
――――― 実はこの島、あのペレゴストス族の住む、食人族の島だったのである。



ブラック・パール号を心から愛する男…
キャプテン・ジャック・スパロウが、パール号の船上に戻っていた。
ジャックだけでなく、気がつけばもう一人・・・。
そして何事も無かったように、甲板上でのやりとりが始まる。 
  
 ジャック「ギブス君!!」

 ギブス「アイ、キャップ!?」

 ジャック「いったい、君はどうやってここに辿り着いたんだ??」

 ギブス「そりゃもちろん、例の『海ガメ』ですよ、海ガメ。
     ・・・で、それより、これからどうします??」

 ジャック「バルボッサ達の様子を見に行ってみるのも楽しいぞ…」

 ギブス「でもジャック・・・
              俺たちゃ、もう2度とあんな恐ろしい思い
はゴメンだぜ。」

ギブスやコットン・マーティらは、
あの島での恐ろしい体験を思い出さずにはいられなかった。
でもジャックはニヤリと笑いながら、遠くに見えるペレゴストス族の島を見つめた。
ジャックの頭の中では、神に祀り上げられ、顔を塗られたバルボッサの姿や、
はたまた「ボーン・ケイジ」に 吊るされたであろう連中の姿が、
容易に想像できていたからである。
・・・間違っても、ボーンケイジの「材料」になっていなければ良いのだが・・・。

さて、そのバルボッサ達が、この後どうなるのか・・・。
ジャックたちが救出に向かうのか、
それともバルボッサ達が自力で脱出してくるのか…。
そういえば、猿のジャック…罠の中には姿が見えなかったような・・・。

 ※このストーリーは、全くの妄想ストーリーです。 
  

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2008.03.22 / Top↑
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